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玉ねぎを切ると涙が出る原因と対処法を解説

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玉ねぎを切っていたら、目が痛くなって涙がでてくる。一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

特に、ハンバーグやチャーハン用に玉ねぎをみじん切りにするときは大変です。細かく刻むほど、目がしみてしまうこともあります。

実は、玉ねぎで涙が出るのは、単に刺激の強いにおいがするからではなく、玉ねぎの細胞が壊れることで、目を刺激する物質が発生するためです。

この記事では、玉ねぎを切ると涙が出る原因から、対処法まで、管理栄養士の視点も交えながら解説します。

玉ねぎを切ると涙が出る原因

その仕組みを簡単に説明すると、次の3ステップです。

① 包丁で切ると、玉ねぎの細胞が壊れる

玉ねぎの中には、硫黄を含む成分と、それに作用する酵素があります。普段は細胞の中で分かれていますが、包丁で切ると細胞が壊れ、それぞれが接触します。

② 化学反応によって、刺激物質が発生する

成分同士が反応すると、「催涙因子」と呼ばれる物質が作られます。これは空気中に広がりやすい性質を持っています。

③ 刺激物質が目に届くと、涙が出る

発生した物質が目に触れると、目が刺激を受けます。その刺激を洗い流そうとして、反射的に涙が出るのです。

 

玉ねぎで涙が出るのを防ぐ7つの方法

1.切る前に冷蔵庫で30分ほど冷やす

手軽に試せる方法のひとつが、玉ねぎを冷蔵庫で冷やしてから切ることです。

玉ねぎを冷やすと、涙の原因となる物質を生み出す酵素反応が進みにくくなり、刺激物質も揮発しにくくなります。

やり方

調理する30分ほど前から玉ねぎを皮付きのまま冷蔵庫に入れ、冷やしておく。→取り出したら、冷たいうちに切る。

玉ねぎを長期間冷蔵庫で保存する必要はありません。使う予定に合わせて、調理前に冷やす方法がおすすめです。

 

2.根元を最後まで切り落とさない

「玉ねぎの根元には涙の原因になる成分が多い」と聞いたことはありませんか?

玉ねぎの根元を残す方法は、涙を減らすための定番の工夫として紹介されています。根元側には硫黄化合物が比較的多いとされ、刺激を生む成分との関係も指摘されています。

ただし、涙の原因となる物質が根元だけに存在するわけではありません。玉ねぎ全体で起こる化学反応なので、根元を残せば必ず涙が出なくなるということではありません。

 

3.切れ味のよい包丁を使う

包丁の切れ味も、見直したいポイントですね。

切れ味が落ちた包丁で何度も押しつぶすように切ると、玉ねぎの組織を余計に傷つけてしまう可能性があります。切れ味のよい包丁でスムーズに切れば、余計な力をかけずに済みます。ただし、包丁を鋭くすれば必ず涙が出なくなるとまではいえません。冷やす方法や換気と組み合わせるとよいでしょう。

包丁の切れ味が気になる場合は、普段使っている包丁に対応したシャープナーを検討してみてください。

4.換気扇を回して空気の流れを作る

玉ねぎから発生した刺激物質が目の近くに滞留しないようにすることも大切です。

調理中は換気扇を回し、できるだけ顔を切り口に近づけないようにしましょう。

換気扇の位置や空気の流れによって効果は変わりますが、冷やす方法と組み合わせやすい対策です。

 

5.調理用ゴーグルで目を保護する

いろいろな方法を試しても涙が出る場合は、目を覆う方法もあります。少しユニークな感じですが、玉ねぎを切るときに使える、目の周りを覆うタイプのゴーグルを使えば、刺激物質が目に触れるのを減らせます。特に、玉ねぎを大量に切る機会が多い人や、みじん切りをよくする人には選択肢のひとつです!

普通のメガネは目の周りに隙間があるため、刺激物質を防ぐ目的では密着性のあるゴーグルのほうが向いています。私は実験用のメガネを使用したこともあります。

 

6.玉ねぎを水にさらす

玉ねぎを水にさらすと、刺激に関係する水溶性の成分が流れ出ることがあります。そのため、涙対策として紹介されることもあります。ただし、長時間水にさらすと、玉ねぎの風味や水溶性の成分も失われる可能性があります。

 

7.電子レンジで温めてから切る

玉ねぎを加熱すると、涙の原因となる物質を作る酵素の働きが弱まります。そのため、加熱してから切る方法も考えられます。

電子レンジで温めると玉ねぎが柔らかくなり、甘さが増しますが、シャキシャキ感が減ってしまいます。

そのため、サラダや生食用ではなく、スープや炒め物など、加熱調理に使う場合に向いている方法です。

 

玉ねぎの涙対策に役立つキッチングッズ

毎日の料理で玉ねぎをよく使うなら、調理道具を見直すのもひとつの方法です。

 

包丁の切れ味が気になるならシャープナー

玉ねぎを切るたびに包丁が滑る、何度も押し切りしてしまうという場合は、包丁のメンテナンスを検討してみましょう。

シャープナーを選ぶときは、両刃・片刃など自分の包丁に対応しているか確認することが大切です。

 

涙がつらいなら調理用ゴーグル

玉ねぎを大量に切る人や、目がしみやすい人は、目の周りを覆う調理用ゴーグルも選択肢になります。
購入する際は、顔へのフィット感や曇りにくさ、洗いやすさを確認しましょう。

 

まとめ

玉ねぎを切ると涙が出るのは、細胞が壊れたときに発生する刺激物質が目に触れるためです。

対策としては、次の方法が役立ちます。

  • 調理前に冷蔵庫で30分ほど冷やす
  • 根元を最後まで切り落とさない
  • 切れ味のよい包丁を使う
  • 換気扇を回す
  • 必要に応じて調理用ゴーグルを使う

特別な道具を買わなくても、まずは冷やし方や切り方を変えるだけで試せます。

次に玉ねぎを切るときは、ぜひひとつずつ取り入れてみてください。

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