トマトは生で食べる?加熱する?栄養をムダにしない食べ方を管理栄養士が解説!🍅
サラダやパスタ、スープなど、いろいろな料理に使える「トマト」。
身近な野菜ですが、
「トマトってどんな栄養があるの?」
「生で食べるのと、加熱するのではどっちがいいの?」
と気になったことはありませんか?
実は、トマトは食べ方によって栄養の摂り方にも違いがあります。
今回は管理栄養士のなるせが、トマトに含まれる栄養素と、毎日の食事に取り入れやすいおすすめの食べ方を紹介します🍅
トマトにはどんな栄養がある?
トマトには、さまざまな栄養素が含まれています。
特に注目したいのが、リコピンです。
トマトといえば「リコピン」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
でも、「リコピンってよく聞くけど、一体何者なの?」と言われると、意外と詳しくは知らない人も多いかもしれません。
リコピンとはトマトやその加工品に含まれている赤色のカロテノイドです。
トマトに含まれる主な栄養素
・リコピン
トマトの赤色のもとになる成分。
・ビタミンC
健康な皮膚や粘膜を保つためにも必要な栄養素です。
・カリウム
体内のナトリウムの排出を促す働きがあります。
・β-カロテン
体内でビタミンAに変換される栄養素です。
このように、トマトは色々な栄養素を含んでいる野菜です。
トマトは「生」と「加熱」どっちがいい?
ここが今回のポイント!
結論からいうと、生と加熱のどちらか一方が絶対に良いというわけではありません。
それぞれにメリットがあります。
生で食べるメリット
トマトを生で食べると、サラダや和え物など、手軽に食卓へ取り入れられます。
また、暑い時期には冷やしたトマトをそのまま食べるのもおいしいですよね。
「料理をする時間がない!」というときにも取り入れやすいのが、生のトマトの良いところです。
加熱するメリット
一方、トマトは加熱することで料理のうま味が出やすくなります。
スープや煮込み料理、パスタソースなどにすると、たくさんの野菜と一緒に食べやすくなるのもポイント。
さらに、リコピンは油と一緒に調理することで細胞壁が壊れ、吸収されやすくなることが知られています。
そのため、
トマト+オリーブオイル
の組み合わせは、取り入れやすい食べ方のひとつです。
管理栄養士おすすめ!トマトの食べ方3選🍅
① トマト+オリーブオイル
切ったトマトにオリーブオイルをかけるだけ。
モッツァレラチーズや塩・黒こしょうを少し加えるだけでも、カプレーゼになりおいしく食べられます。
|
|
② トマトスープ
トマトをスープにすると、玉ねぎやきのこ、豆類など、ほかの食材も一緒に摂りやすくなります。
例えば、
トマト+玉ねぎ+きのこ+卵
の組み合わせなら、野菜だけでなくたんぱく質もプラスできます。
最近人気の麻辣湯にも、トマトを取り入れてみるのはいかがでしょうか?麻辣湯は、春雨や野菜、きのこ、お肉など、好きな具材を選んで楽しめるのが魅力。そこにトマトを加えれば、いつもの麻辣湯に酸味が加わって、さっぱりとした味わいに仕上がります🍅
「トマトだけ食べればOK」ではなく、いろいろな食材を組み合わせることが食事では大切です。
③ トマトと卵の炒め物
トマトと卵を炒めるだけでも、簡単な一品になります。
トマトの酸味と卵のまろやかさが相性◎。
ごはんのおかずにもなります。
忙しい日の「あと一品」にもおすすめです。
トマトジュースでもいい?
「毎日トマトを買うのはちょっと大変……」
という人には、トマトジュースを活用する方法もあります。
ただし、商品によって食塩や糖分などの量が異なるので、購入するときは栄養成分表示を確認して選ぶのがおすすめです。
「トマトを食べる時間がないから、ジュースで手軽に」という使い方もできます。
まとめ
トマトには、リコピンをはじめ、ビタミンCやカリウム、β-カロテンなど、さまざまな栄養素が含まれています。
そして、
生なら手軽に。加熱なら料理に取り入れやすく。
さらにリコピンを意識するなら、油と組み合わせるのもおすすめです。
「生じゃなきゃダメ」「加熱しなきゃダメ」と決めつけるのではなく、料理やその日の食事に合わせて、いろいろな食べ方を楽しんでみてください🍅
なるせ、食べてます。では、これからも管理栄養士目線で「おいしく食べて、栄養も意識できる」食情報を紹介していきます!
